メイク

2016年07月02日

皮膚は人体最大の臓器。機能低下が老化を加速させる原因!?

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肌がキレイとほめられれば思わず笑みがこぼれ、肌悩みが目立てば気分も落ち込む…。肌の状態は女性を一喜一憂させるものですが、そもそも肌にはどんな役割があるかご存知でしょうか。美肌を手に入れる第一歩として、皮膚のしくみや働きに注目してみましょう。

皮膚は体を守るバリアです


皮膚は、人体を包んでいる臓器。全身の皮膚を広げると、なんと最大で畳1畳分ほどの大きさになります。外側から順に、「表皮」「真皮」「皮下組織」と、層のような構造になっており、私たちを取り巻く環境――温度や湿度の変化、紫外線、細菌、花粉やほこりなど――から体を守る役割を担っているのです。

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バリア機能にも見た目にも関わる表皮


体の最前線でバリアの役割を果たすとともに、一番外側にあるため見た目も大きく左右するのが表皮。約0.2㎜という薄さですが、さらにいくつかの層に分かれており、表皮の一番内側を「基底層」と言います。基底層では常に細胞分裂が繰り返され、新しく生まれた細胞は徐々に表面に押し上げられながら成熟し、やがて死んでいきます。この過程でできた角質(角化細胞)は、表皮の一番外側に積み重なって「角層」を形成し、体を守るバリアとして働いたのち、垢として自然に剥がれ落ちていきます。角層は、外部刺激の侵入と体の水分の蒸散を両方防ぐ、私たちの体にとってとても大切な存在なのです。

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真皮の機能が若々しさのカギ


表皮の内側にある真皮では、唯一生き続ける線維芽細胞がコラーゲンやエラスチンなどの繊維や細胞間物質、ヒアルロン酸を生み出しています。これらの成分は皮膚のハリや弾力のもととなり、若々しさのカギを握るもの。したがって、繊維芽細胞の機能を維持、活性化することが皮膚の老化を予防することになります。活性化する方法としては、①エストロゲンの補給、②ビタミンAの補給、③DNAの補修、④抗酸化物質の補給、⑤ペプチドその他の繊維芽細胞に正常なコラーゲン産生を促す物質の補給の5つがあります。

皮脂膜やメラニンも大切なバリア


皮脂腺から分泌される皮脂と汗が混ざり合って皮脂膜が作られますが、これはまさに天然の保湿クリーム。皮膚の乾燥や、異物の侵入を防いでくれます。年齢とともに皮脂の分泌量は少なくなるので、皮脂膜によるバリア機能が低下し、肌トラブルが起こりやすくなってしまうことも。また、日焼け後はメラニンが生成され、紫外線をブロックするように働きます。体毛も体を保護するためにあり、衣服の登場で徐々に退化しましたが、今でも眉毛やまつ毛などは、汗やほこりが目に入らないように働いています。このように、皮膚の表面や内部には、さまざまなバリア機能があるのです。

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このように皮膚は重要な役割を担っていますが、紫外線や摩擦、間違ったお手入れや生活習慣、加齢などの影響でその機能が低下してしまいます。皮膚に備わっている機能を低下させないことが、美しさを保つためには必須と言えるでしょう。

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