治療法

2022年04月11日

スキンケアでは改善が難しいシミ・肝斑はレーザートーニングで効果を実感!

あらゆる肌悩みの中でも、スキンケアだけでは改善が難しい肌悩みと言えば「シミ」ではないでしょうか? 肌を曇らせ、透明感を奪う憎き肌悩み。毎日のメイクでカバーするのも煩わしいシミの存在。特にシミの一種である肝斑は、ホルモンバランスの乱れなどで30〜40代の方の肌に現れやすくなります。シミと肝斑は別物なので、治療は別々に行わなければならないのが面倒なところ。ですが、実は一緒にケアできる方法が! この二つで悩んでいるあなたには朗報間違いなし。シミと肝斑を同時に改善する治療法をご紹介します。

シミ・肝斑・毛穴にレーザートーニング!

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スキンケアだけでは改善が難しいシミと肝斑。これをケアしつつ、毛穴にまで効果を発揮する治療法が「レーザートーニング」です。これまでのレーザー治療では肝斑や毛穴の開きを改善することはできませんでしたが、メドライトC6という医療用レーザー機器を使用して、シミ・肝斑・くすみ毛穴などのあらゆる症状を同時に改善できます。所要時間は顔全体で20分程度。専用のジェルを塗布して目を保護するゴーグルを装着し、レーザーを肌に照射します。シミや肝斑が濃い部分には、パチパチと肌が焼けるような感覚の軽い痛みがありますが、耐えられる程度の痛みなのでご安心を。照射後は、肌を冷却して引き締めるマスクを20分間つけて冷やします。

肝斑は内服薬との併用が効果的!

通常、肝斑はシミ取りレーザーでは治療できず、内服薬、外用剤、イオン導入などで薄くしていきます。レーザートーニングの治療では、内服薬やスキンケアとの併用で早く効果が現れ、従来の治療法に比べて再発も少なくなります。筆者がクリニックで処方して頂いた内服薬は、トラネキサム酸錠500mg、トコフェノールニコチン酸エステルカプセル(ビタミンE)200mg、シナール配合錠200mgの3種類。2週間に1度の治療と毎日の内服薬を続けていくうちに、シミ・肝斑は段々目立たなくなってきましたよ。

治療後のダウンタイムはなし!すぐにメイクOK!

レーザートーニングは1度で終わらないため、定期的にクリニックに通う必要があります。その分穏やかに作用して肌への刺激が少なく、ダウンタイムがないのがいいですね。照射後に絆創膏を貼る必要はなく、すぐにメイクをして帰ることができます。また、シミ取りレーザーとは違い顔全体に照射しますので、くすみ解消や肌に透明感をもたらす効果も。毛穴もキュッと引き締まり、治療後は肌が明るくなり触り心地もなめらか。料金は1回の治療が1万円程度、内服薬は1ヶ月分が3000円程度ですのでエステ感覚で通えるのも魅力です。

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クリニックでは様々な治療法がありますが、初めての方でもレーザートーニングは比較的受けやすいと思います。シミや肝斑にお悩みの方は、トライしてみてはいかがでしょうか。

(飯塚 美香)

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まみ姉

美容皮膚科の受付「まみ姉」が、美容の事、皮膚疾患の事、話題の化粧品、 飲食店のご紹介など、様々な情報を発信していきます。 よろしくお願いいたします。

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