ディフェリンゲル とベピオゲル成分配合の エピデュオゲルとは?

皆様こんにちは😊

梅雨明けして

地獄のような暑さが

続いておりましたが、

昨日は台風の影響で、

強烈な風と雨☔で、

一日家に籠って

ダラ~っとしていた

まみ姉でありました(反省)

家に居ても

やる事沢山あるのに

放置~(´-ω-`)

アイロンがけをせず、

リビングの椅子に

数日間、掛かったままの

お洋服さん・・・

冷蔵庫の中の

食材を片付けるために

作り置きおかずとか

作ればいいんでしょうけど、

やる気ゼロ・・・

まっ!いっか!

こんな日もあって(*^^*)

ってなわけで、

今回はニキビの外用薬、

「エピデュオゲル」

についてです!

ニキビについて

痤瘡(にきび)は

思春期の男女の顔面・

前胸部・上背部に

できやすく、

慢性炎症性疾患

と言われています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この部位には

脂腺性毛包があり、

毛孔が大きく、

細い毛で皮脂腺が

大きいので角質が

詰まりやすく、

痤瘡(にきび)が

できやすくなります。

また大人ニキビは

ホルモンバランスの影響、

ストレスや不規則な生活、

偏った食生活や

スキンケア方法の間違い、

乾燥が原因とも言われ、

ニキビの治療は、

非常に奥深いと思います。

ニキビの主な原因4つ。

①過剰な皮脂分泌

痤瘡(にきび)は、

脂性肌の人に

多く見られます。

(100%ではありませんが)

最近わかったっことが

皮脂成分の

リノレン酸が

少なくなり

過酸化脂質が

多い場合、

過酸化脂質が痤瘡(にきび)の

炎症や毛包の

角化などの活性に

関わっているそうです。

②ホルモンバランスによるもの

痤瘡(にきび)は、

およそ12~14歳頃に

発症します。

皮脂の分泌には、

男性ホルモンの

関わりが強く、

男性も女性も

男性ホルモンを

産生しています。

男性ホルモンが多いと

皮脂分泌が

過剰になります。

また、副腎皮質刺激

ホルモン放出ホルモンは

ストレス性の痤瘡(にきび)の

発症・悪化を

招くという説もあります。

③毛穴の角化異常

毛穴の表面は

漏斗のような

形をしていて

毛包漏斗部と言います。

この部分に固着性の

角化が起き、

痤瘡(にきび)の

初期症状の面皰が

形成されます。

④アクネ菌

アクネ菌は

皮膚常在菌です。

痤瘡の直接の

原因ではないことが、

近年言われ始めています。

アクネ菌がニキビを

悪化させる要因ではなく、

皮脂分泌が過剰になり、

毛穴を角化させてしまうと

毛穴の中に皮脂がたまり

アクネ菌にとって

酸素が少なく栄養の多い

好都合な環境になり、

菌が過剰に増殖し

菌体の成分が

炎症を引き起こして

赤みや膿(うみ)を持つ

にきびになるのです。

アクネ菌は通常は

何の悪さもせず、

むしろ代謝産物である

プロピオン酸や

脂肪酸によって

皮膚表面を弱酸性に保ち、

さらに有害菌の皮膚への

定着を防ぐ働きがあると

考えられています。

ディフェリンゲルとは?

ディフェリンゲル(アダパレン)

アダパレン成分を0.1%含有する

ニキビ治療薬で、

日本では2008年10月に

初めてレチノイドの

保険適用の外用薬として

認可されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

欧米ではもっと前から

ニキビ治療外用薬として

認められていて

既に実績のあるお薬です。

作用としては

ニキビの原因となる

過剰な皮脂分泌や

毛穴のつまりに作用します。

近年ではレチノイド成分配合の

スキンケア製品も

身近になってきました。

ベピオゲルとは?

ベピオゲル(過酸化ベンゾイル)

海外では以前から

ニキビ治療薬として

使用されていましたが、

2015年、国内でやっと

過酸化ベンゾイルの

保険適用が認可されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

過酸化ベンゾイルは、

主にアクネ菌が

増えるのを抑え、

毛穴の詰まりを

解消する2つの

作用により

ニキビを改善します。

エピデュオゲルとは?

エピデュオゲルは、

過酸化ベンゾイル(BPO)と

アバタレンという

2つの有効成分を

配合したもので

アクネ菌を殺菌し、

毛穴詰まりを

改善するお薬です。

上記で説明した

ディフェリンゲルと

ベピオゲルが

合わさったお薬なので、

塗布するのも、

手間が省けて

うれしい限りですね。

但し、医師の指導に

従い用法・用量を

守らないといけません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<エピデュオゲルの働き>

【過酸化ベンゾイル】

〇角質を剥がし

毛穴の詰まりを

改善する。

(ピーリング作用)

〇アクネ菌などの

ニキビの原因菌を

殺菌する。

(殺菌作用)

 

エピデュオゲルの使い方

1日1回、

洗顔後に塗布します。

目・口唇・粘膜

傷口には塗らず、

やさしく塗り、

塗り終わったら

手を洗ってください。

最初はニキビとその周囲や、

ニキビのでき始め

(マイクロコメド)に

塗って、薬の刺激に

肌が慣れてきたら

お顔全体に塗れるように

なれるとBESTです。

お顔全体に塗る量は

1FTU(約0.5g)。

およそ人差し指の

指先から

第一関節までの長さ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<エピデュオゲル塗るタイミング>

医師の指示に

従うことが前提ですが、

【朝】

洗顔

保湿

※乾燥が気になる方のみ

UVケア(日焼け止めなど)

メイク

【夜】

クレンジング・洗顔

保湿

※乾燥が気になる方のみ

エピデュオ

就寝

<注意点>

〇乾燥が気になる方は

ノンコメドジェニック製品で

保湿をおすすめします。

〇最初は少量で小範囲から

開始してください。

日に日に量・範囲共に

増やし広げていきましょう。

〇塗った後、ヒリヒリ感や

刺激感が顕著に見られたり

感じたら流水で洗い流してください。

その後、医師に相談しましょう。

〇妊娠の可能性がある、

または妊娠中は使用はできません。

〇授乳中も使用は

おすすめしていません。

〇UV対策を万全にして下さい。

〇室温で(1℃~30℃)で保管

〇脱色作用がありますので

髪の毛や眉毛に付かないように

気を付けてください。

衣類やタオル、寝具なども

お気を付けください。

エピデュオゲルの副作用

〇赤味

〇ヒリヒリ感

〇皮むけ

〇乾燥

などの症状が

使い初めに現れやすく、

使用し続けると

徐々に治まっていきます。

しかし、まれに

接触性皮膚炎の

症状が出る人もいます。

〇強い赤味

〇かゆみ

〇ジュクジュクする

〇腫れ

などの症状が出た場合は

使用を一旦、中止して、

皮膚科を受診してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

この暑い時期でも

常にマスクをしなければ

ならないこのご時世・・

マスクによる

接触性皮膚炎や、

尋常性痤瘡(ニキビ)が

悪化している方が

多くなってきています。

症状が気になってきたら、

早めに皮膚科を受診しましょう。

お盆休み期間は、

休診日の医院が多いので、

事前に診療しているか、

予約制かなど調べて

いかれてくださいね。

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まみ姉

美容皮膚科の受付「まみ姉」が、美容の事、皮膚疾患の事、話題の化粧品、 飲食店のご紹介など、様々な情報を発信していきます。 よろしくお願いいたします。

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