肌に優しい日焼け止めとは?抗酸化ビタミンが体の内側から守ります!

紫外線について

紫外線は、A波・B波・C波に分けられます。

A・B波はオゾン層に吸収されず、

直接ヒトの皮膚に侵入して、

ダメージを与えます。

最も高いエネルギーを持つC波。

しかしC波は波長が短い為、

オゾン層で吸収され、

日常私たちが生活する

圏内には侵入していないのですが、

オゾンホールに近い

アルゼンチンやチリでは

野生動物などが紫外線C波により

盲目になったとの報告もあります。

 

それではA波について・・・

A波はA・B・Cの中で最も

波長が長く、雲を透過して

気候や国に関わらず、

私たちの皮膚に侵して

様々なダメージを与えます。

A波は皮膚にゆっくりと作用し、

表皮を透過して真皮まで侵入します。

真皮層の、正常な細胞を破壊します。

このダメージは貯蓄され、

すぐさま目に見えず、

シミを濃くしたり、

光老化(しわ・たるみ・シミなど)を、

年を重ねていくうちに見た目に

現れてきます。

こんがり小麦色の日焼けは、

光老化を進行させます。

紫外線ダメージのメカニズムには、

フリーラジカルが深く、関係しています。

後ほど、詳しく述べます。

次はビタミンB波。

B波波長が短く、皮膚の最上層の

表皮までしか侵入しません。

夏場、海やプールなどで

日焼けして真っ赤になり、

水泡になる日焼けはB波による

影響です。

B波は体内にビタミンDを

産生するために必要です。

夏場で毎日2~3分太陽光に

当たれば良いとされています。

フリーラジカルとは?

フリーラジカルとは

酸素が酸化して

発生する「サビ」の事。

この同様の事が、

私たちの体内に存在する鉄も、

フリーラジカルになることが、

ここ近年で確認されました。

私たちの体もサビるわけです。

「サビ(フリーラジカル)」は、

私たちが生きてエネルギーを

消費する過程で必ず体内に発生します。

フリーラジカルは悪さばかり

しているのではなく

感染症から守る過程で

必要であったり、

白血球は細菌やウイルスを殺すために、

フリーラジカルを産生させます。

フリーラジカルが多くなりすぎても、

少なすぎても健康で

生きてはいけないのです。

現代人の特徴として、

フリーラジカルを極度に

増やす要因がいくつかあります。

●紫外線

●排気ガス

●喫煙

●環境汚染

●ストレス

●化学物質など・・

フリーラジカルは私たちの体に

どのようなダメージを与えているのでしょうか?

●DNAの損傷(日光角化症・皮膚癌など)

●早すぎる老化の進行(しわ・シミなど)

ここでフリーラジカルの害を

防御する抗酸化物質が

重要なキーポイントとなります。

濃い色の野菜や果物など

抗酸化物質が豊富に

含まれている食物を摂取して、

体内のフリーラジカルに対抗し、

紫外線が皮膚に当たって

発生するフリーラジカルには、

十分な量の抗酸化物質を

皮膚に塗るのが理想的です。

肌に優しい日焼け止めとは?

日焼け止めの成分には

大きく2種類あり、一つは、

紫外線の一部を科学的吸収する

有機質の紫外線吸収剤。

もう一つは紫外線を散乱させる

無機質の紫外線散乱剤です。

紫外線A波は、フリーラジカルを

引き起こすので、これらの2種と共に、

抗酸化物質も皮膚に塗ることを

お勧めします。

日焼け止めは日常生活においては、

SPF値のマイルドなものでよいでしょう。

長時間、紫外線を浴びるときは、

SPF15~20程度を使用しましょう。

下記はエンビロンの日焼け止め

「ラドローション」

SPF16・抗酸化物質配合

お子様でも使用できます。

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ここで!

あれSPF弱くない?と思われた方のために!

科学者たちはSPF15~20を

超えるものは推奨しません。

理由はSPFが高くなっても

紫外線防止成分の配合量が

増えるだけで効果がすごく

高くなるわけではありません。

近年の研究で、強力な紫外線防止剤に

配合されている成分を塗った場合と、

紫外線防止剤を全く塗っていない場合での

皮膚深部に存在するフリーラジカルを

比べたところ、紫外線防止剤を塗った

皮膚の方がフリーラジカルが多く発生

していることがわかったそうです。

強力な紫外線防止剤には、

高濃度の有機化合物が配合され、

紫外線を吸収することで、

紫外線吸収剤自体が

フリーラジカル化すると

考えられているそうです。

効果が高く、安全性も高い

紫外線防止剤は、二酸化チタンや、

酸化亜鉛などの紫外線散乱剤(無機化合物)を

主成分にしたものがよいでしょう。

紫外線散乱剤は化学変化を

起こさないので皮膚への信頼度が高い!

とエンビロンの開発者もおっしゃっています。

抗酸化ビタミンとは?

私たちの体内には、

フリーラジカルによる皮膚へのダメージを

一定レベル以内に抑制するために

複合的な抗酸化物質が

もともと備わっています。

抗酸化物質は、細胞が被害にあう前に

フリーラジカルの攻撃を減速させる

強い効果を発揮します。

抗酸化物質の代名詞と言えば

ビタミンC・ビタミンE・

ベータカロテンです。

皮膚内の抗酸化物質である、

ビタミンCとEは一緒に働きます。

簡単に言うと、

ビタミンEがフリーラジカルを

無力化するとビタミンE自体が、

弱いフリーラジカルになったのを

ビタミンCが修復して

抗酸化物質として復活させます。

これらの抗酸化ビタミンは

紫外線防止剤の効果を高めます。

また、皮膚癌の予防には、

紫外線防止剤を塗るより

抗酸化物質を皮膚に補給する方が

効果が高いそうです。

抗酸化ビタミンが肌の内側からブロック

抗酸化物質(抗酸化ビタミン)は、

紫外線が皮膚内に侵入するのを

阻止するわけではありません。

どのような機能を果たしているのでしょうか?

紫外線がフリーラジカルを発生させ、

ほとんどの紫外線吸収剤は、

紫外線に当たるとそのもの自体が

フリーラジカル化するのですが、

このフリーラジカルを減らしてくれるのが

抗酸化物質(抗酸化ビタミン)なのです。

エンビロンの開発者は、

抗酸化物質が日焼けした後にも

効果的であることを言っています。

日焼けした部分に抗酸化物質を塗ると

通常より早く皮膚が修復されます。

ビタミンC・Eにプラスして

ビタミンAも皮膚に塗ったり、

摂取したりすると更に効果が高まります。

まとめ

紫外線対策するのは、当たり前の現代・・

日焼け止めだけではなく、

衣服や、帽子・サングラスなどもうまく

活用して紫外線により発生する

フリーラジカルに負けないように

抗酸化物質(抗酸化ビタミン)を、

皮膚に塗り、摂取してご自身の

体をサビさせないように心がけましょう!

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まみ姉

美容皮膚科の受付「まみ姉」が、美容の事、皮膚疾患の事、話題の化粧品、 飲食店のご紹介など、様々な情報を発信していきます。 よろしくお願いいたします。

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